今日は、とってもワクワクする遊び場が日本に誕生するらしいので、皆さんにも共有です。
この遊び場が誕生するキッカケとして、現代人の「遊び」に関する趣向が徐々に変わってきているのを感じるので、おそらくこれから日本でもトレンドになるんじゃないかな?というお話。
キーワードはズバリ!
「豊かな暮らし」
です。
2021年にオープン!北欧の世界観を纏ったアウトドアフィールド
今年の6月にリリースされたこちらの記事をご覧ください。
2021年三重県いなべ市に、メッチャ素敵なアウトドアフィールドが誕生するらしいです。
北欧の世界観で作られるこのアウトドアフィールドの完成予想図は、確かにムーミン谷を想像させるような雰囲気です。
なんか素敵すぎてため息でませんか?
そして、一番のポイントがこの施設は、日本初となる“Hygge(ヒュッゲ)”をテーマにしたアウトドアフィールドってところです。
北欧注目の”Hygge(ヒュッゲ)”ってなに?
“Hygge(ヒュッゲ)”いいですよねー!
コレ聞いただけで行きたくなったでしょ?・・・
いやー日本でヒュッゲが味わえるなんてねー!・・・
はい。ごめんなさい。
私も「ヒュッゲ」ってこの記事で初めて知りましたw
こちらの記事によると、ヒュッゲってこんな意味みたいです。
“Hygge(ヒュッゲ)”とは、国民幸福度の世界上位を占める北欧エリアのひとつ「デンマーク」の語源で、豊かな時間の過ごし方や暮らし方、心の持ち方をあらわす言葉。ほっと癒される心地よい時間と空間、その体験を通して得られる幸福感のことで、近年欧米メディアでも注目されている。
PR TIMES記事より引用
記事に挙げられている具体例は、
「地の食材でのんびりと食事をとること」
「地の景観でコーヒーを飲みながら眺めること」
「地の仲間と焚き火を囲んで語り合うこと」
「地の自然をゆっくり散策すること」
などです。
日々の生活では意識しないとなかなか気づけない「本当の豊かさ」みたいなものを指しているように感じます。
これからの日本でもトレンドになるんじゃない?
そんな北欧からやってきたHygge(ヒュッゲ)という考え方。
そして、それを体現したアウトドアフィールド。
もちろんこれ自体も注目なんですが、私はそれ以上にこれからの日本でもこんな考え方がトレンドになっていくと思ってます。
20~30年前と比べて、所得が減り、経済的にも余裕がなくなりました。
ただ、その一方で働き方改革やリモートワークの推進などにより、余暇時間は増えていきます。
また、テクノロジーの進化により、どこでもいつでも仕事ができて、仕事と暮らしの境なく生活をしている人も増加してきました。
この度の新型コロナウイルスにより、都市部一極集中の危うさが露呈し、地方の良さ、自然での遊びの良さが見直されてきています。
我々30代もそうですが、もっと下の世代はモノと情報に溢れた社会が当たり前で生きてきました。
生まれた時からフツーにコンビニで何でも食べ物が買えて、安いチェーン店もあります。
スマホひとつでどこへでもアクセスできて、ゲームや動画も簡単に配信される時代しか知りません。
だからこそ、これまでの日本人の典型的な遊びである、高い金を払って豪遊すること、すでに完成されたテーマパークに行くこと。
そんな消費的な遊びの需要は実は年々減ってきていると思ってます。
それよりも、ここでしかできない体験、今しかできない体験、自分たちだけの体験。
そんなものに魅力を持つ人が増えてきています。
ノビトワークスが「ふるさとを遊ぼう!」をキャッチフレーズにしているのも、こうした時代の流れを感じているからです。
これからもっと、質素で穏やかな、今ここにしかない豊かな時間を過ごすことが、当たり前になる社会が広がっていくと確信しています。
この機会に皆さんもぜひヒュッゲ始めてみては?
「冷やし中華はじめました」ならぬ「#ヒュッゲはじめました。」