月1回親子の野遊び体験「森のようちえんちぇすと」
昨年からスタートした親子の野遊び体験事業「森のようちえん ちぇすと」
2019年度からは、年会員制にして1年間10組の家族の皆さんと実施することにしました。そして、5月26日にその第2回目を行いました!
基山町のこだわり農家「自然菜園 廻」
今回は、きどんいちやTHE WOODYS KIYAMAなども一緒にしている基山町の牟田康次さんが営む【自然菜園 廻】へ遊びに行きました。
田植え前の田んぼを借りて、みんなで泥んこ遊びをやります!
幼児中心のちぇすとの子どもたちは田んぼで泥んこが初めての子たちばかり。一体どんな反応を見せるかな?
いざ出陣!
泥だらけ?カエル?温泉?号泣?遊び方は決めずに自由に遊ぶ!
準備ができた子どもたちから恐る恐る田んぼの中へ。
徐々にみんなが田んぼにも慣れてきて、色んな景色が見えてきました。
最初はなかなか田んぼに入れなかった子どもたちが、時間をかけてゆっくりと田んぼに入れたり、泥を触れたり、生き物を捕まえられたり、やっぱり号泣したり。
短い時間の中にも子どもたちの五感はフル活用されていて、感情の動きもたくさんあって、一緒にいる大人もまたそれで刺激をもらいました。
大切なコトは出来るor出来ないではない
もちろん中には、田んぼに入れない子や、号泣しちゃう子、全く興味がない子もいます。
でも、だからと言ってそれが「悪い」わけでは全くありません。
田んぼに入れるから、虫が触れるから、おもいっきり自然で遊べるから・・・
そんなことができるからって、その子が優れているわけではない。
逆に出来ないからダメというコトも絶対にない。
森のようちえんちぇすとはそういう場にしたくないなと思っています。
幼児期の子どもたちは、一人一人が持っている性格や趣向、好奇心にまっすぐ正直に生きて、のびのびと育ってくれた方が健全じゃないかな。
大切なことは「出来る or 出来ない」ではない。
田んぼの泥んこを目の前にしたら、
「この子はどんなことをしたがるんだろう?」
「どんなことをしたがらないんだろう?」
「どんなことができるようになるんだろう?」
「どんなことを言うんだろう?」
それを親がよ~く観察してあげて、我が子を知ることができればいいのかな。
田んぼで育ったもち米で絶品おこわ!
泥んこ遊びが終わったら、この田んぼで収穫されたもち米を使って、羽釜でおこわを炊きました。
これがもう絶品!炊き立ての香りといい、モチモチの食感といい、お米本来の濃厚な味わいといいサイコーでした。
モチロン田んぼの畔でみんなで食べているので、それもまた美味しさを助長してるのかな?
子どもたちもいつものご飯より箸がススムようで、あっという間になくなってしまいました。もっと炊けばよかった💦
終了後は、こんな美味しいお米ができる自然菜園 廻の米や野菜に興味津々のお母さんたち。色々と牟田さんから話を聞いていました。
廻では、米の収穫を子どもたちとしたり、収穫した作物を使って、味噌づくりや餅つきなどのイベントも行っているので、ぜひぜひFacebookページなどをチェックしてみてください。
「森のようちえん ちぇすと」を運営しているノビトワークスは、鳥栖市・基山町・みやき町周辺の豊かな自然環境を「遊べる自然」として残していくために活動しています。
また、今回のように農家をはじめとする一次産業従事者の方と協力して、体験イベントをしたりすることで、地元のステキな農家さんをもっと多くの方に知ってもらうための活動も行っています。
活動に興味のある方はぜひお声掛けください!