「野遊びをもっと気軽に 子育てをもっとハッピーに」をテーマに家族10組の皆さんと年間通して自然体験活動をしている親子の野遊び入門「森のようちえん ちぇすと」
11月の活動は今年最大の目玉「初めてキャンプ」
参加者の多くがキャンプ「初めて」の中、幼児を中心とした子どもたちはお父さんお母さんと一緒に無事にお泊まりができるのか?
今回はその開催レポートです。
団体での利用に最適な基山教育キャンプ場
今回キャンプイベントをした場所はこちら。
佐賀県三養基郡基山町にある基山教育キャンプ場です。
この施設は、基山町外の方にはあまり知られていませんが、屋根付きの炊事場やキャンプファイヤーができる営火場、子ども用プールもあり、団体利用をするには非常に使い勝手のいいキャンプ場です。
町営なので、利用するには基山町役場で事前に申し込みが必要です。
申請書類を書いて、利用料金を払うと使うことが出来るので、ぜひ利用してみてください。
今もなおあくまで”教育”キャンプ場のスタイルで運営されていますので、団体での利用には向いてますが、レジャーキャンプにはあまり向きません。(1日2組限定とか設備面とか)利用を検討される方は条件等よくご確認下さい。
テントにカレーにモルック。家族キャンプって楽しいかも?
昼過ぎからスタートした「初めてキャンプ」
まずは、テント設営からやっていきます。これが出来ないと今晩寝ることもできないから大変!
初めてテントを建てる家族もありましたが、そこはみんなで来ているメリット。
協力しながら設営するとすぐに建ってしまいました。
ちなみに、このテントは基山教育キャンプ場からレンタルしたもの。
テントの他、鍋などの炊事道具やBBQ用グリルなどを無料で貸し出してくれるのでありがたいです。(2020年11月現在)
みんなで協力したテント設営は無事に終了。
子どもたちも「これボクのおうち-!」と大喜び。
そしてお次は夕飯作り。
メニューはTHEキャンプ飯!ということでカレーをみんなで作ります。
ということで合間にモルック!
今話題のスポーツ「モルック」はこんなキャンプシーンでも活躍します!
車に1セット入れとくといつでも家族で楽しめるのでオススメです。
そうこうしているうちにカレーが完成!
手羽元やトマトがふんだんに入ったキャンプ仕様の豪快カレー!
自分たちで作ったし、お外でみんなで食べるし、カレー大好きだし、大満足の夕飯でした。
懐かしのキャンプファイヤーを親子で楽しむ
夜はお待ちかねキャンプファイヤー!
昔なつかし昭和・平成初期の時代は、キャンプファイヤーは定番行事でしたが、今は学校の集団宿泊でも実施するところはかなり減りました。(そもそもほとんどがテントにすら泊まらない)
もちろん最近流行りのレジャーキャンプでも、家族でキャンプファイヤーなんかほぼしません。
#キャンプ場で浮くからヤメとけ
そんな中、古き良き時代を愛する森のようちんちぇすとでは、旧来のキャンプファイヤーを再現します。
歌を歌って、マイムマイムを踊って、最後は火を落としはじめて静かな夜を迎えるために絵本タイム。
今回のイベントで車、家族でこれからキャンプデビューするために、テント設営や野外炊飯を体験することも大事な目的でしたが、やはりこうやってみんなで和気あいあいと楽しむこともメチャクチャ大事な要素です。
親が野遊びを好きになれば、自ずと子どもの野遊び機会は増えます。
だからちぇすとでは大人も子どもも一緒になって心から楽しめる活動を心がけています。
いや~キャンプファイヤーオモロかった!
キャンプファイヤーの様子はページ下部のリンク動画で見ることが出来ます。
朝食は朝から火を熾さずに温かいものが食べれる!「カートンドッグ」
夜な夜な泣いて帰りだす子もおらず、みんなバタンキュー!
無事に心地よい朝を迎えることが出来ました。
朝食メニューは牛乳パックで温めるホットドッグ!「カートンドッグ」を作りました。
やっぱり秋冬キャンプは、肌寒い中で温かいものを食べるのが醍醐味ですね。
カートンドッグの作り方はこちら↓
腹ごしらえが終わったら、テントや道具を片付けて解散。
保護者の皆さんは慣れない「初めてキャンプ」を無事に乗り越えた安堵感から疲労困憊のご様子でしたが、子どもたちはまだまだ元気。最後までフルスロットルで遊び続けてました。
さいごに
「家族でキャンプなんて憧れるけど初めては不安」
そんな不安をみんなで解消するために今年初開催の「初めてキャンプ」
家の近くでみんなと一緒にキャンプデビューしてみることで、安心して楽しく過ごすことができました。
森のようちえん ちぇすとは年会員制10組の家族と月1活動をする行事型森のようちえんです。
だから、そこでの活動をするだけでは一過性のものでしかなく、子どもたちの野遊び機会は増えていかないし、自然保育の効果自体も薄いです。
だからこそ、保護者の皆さんも一緒に楽しめるようにということを重点に置いています。
「今度家族でも遊びに来よう!」「家でもやってみよう!」
そういう風に思えれば、子どもの・家族の野遊び機会は増えていきます。
そして地域の身近な自然環境がもっと活用されて、地域での日常的な遊びがもっと広まって、「ふるさとを遊ぶ」人を増やしていくことが、森のようちえんちぇすとの、ひいてはノビトワークスの使命です。
今回のキャンプはそのいいキッカケになってくれたと信じています。
2日間のキャンプの様子をダイジェストで見れる動画はこちらです↓
#懐かしのマイムマイムぜひ見てみて!