朝のあめさんぽ【森のようちえんちぇすと】2019/8

野遊び

月1回親子の野遊び体験「森のようちえんちぇすと」

昨年からスタートした親子の野遊び体験事業「森のようちえん ちぇすと

2019年度からは、1年間10組の家族の皆さんと実施することにしました。

過去記事はこちらから↓

 第1回目 親子ハイキング&木の名札づくり【森のようちえんちぇすと】2019/4
 第2回目 田んぼで泥んこ遊び【森のようちえんちぇすと】2019/5
 第3回目 牧場で遊ぼう!【森のようちえんちぇすと】2019/6

これぞ人生の楽園!「山小屋 菜花野」

今回は、基山町にあるご夫婦で作り上げた庭園「山小屋 菜花野」にお邪魔しました。

菜花野は、基山町に住む中野さんご夫婦が自分たちで作り上げた庭園です。

商業施設ではなく、完全に個人の庭園です。

私は、以前ネット上で知った「菜花野」に行ってみたいと思い、ご主人に連絡して伺った時からの仲です。

あれから森のようちえんの活動で使わせてもらったり、

みんなで豪雨災害の復旧作業をしたり、

交流をさせていただいて、今ではかなり自由に出入りさせてもらっています。

中野さんは実は、かの有名なテレビ番組「人生の楽園」に出演したことがあるそうです。

自然豊かで子どもの好奇心をくすぐるこの場所で今回は朝のあめさんぽを実施しました。

雨でもおさんぽ。普段見つけれないものが見つかる

まずは、菜花野まで田園風景をおさんぽして移動します。

みんなで菜花野までおさんぽ。田畑が広がる基山の道

普段は車でサーっと通り過ぎてしまう何気ない道。

ゆっくりまったりおさんぽしてみれば、いろんな発見がありました。

タニシのたまご

田んぼを眺めると、どこにだってムチャクチャあるこのタニシのたまご。

でも、意識していないと以外と気付かないですよね。

これがタニシのたまごということも知らずに大人になることもあります。

何かいないかな~? ハンターの目になる子どもたち

子どもたちは「面白そう!」というアンテナが反応すると、一気に集中します。

ジッと見つめて、我先に何かを探そう。ゲットしよう。

ただの道端でも、十分遊び場になるし、ドキドキワクワクが潜んでいるんですね。

どの指で、何を見つけたの⁉

興奮気味の子どもたちは時として、大人の我々には理解不能なことをします(笑)

でも、そんな奇想天外で本能的な行動がとっても笑えて、私は大好きです。

自然の恵みを全身で味わえる菜花野の森たんけん

田園風景を抜け、少し上り坂を上がると、そこに山小屋 菜花野はあります。

菜花野に到着

畑あり、山小屋あり、ウッドテラスあり、石窯あり、五右衛門風呂あり。

この日はあいにくの雨で景観はなかなか楽しめませんでしたが、別日に撮影した写真ではこんな感じ。

色んなお料理が楽しめる石窯
薪ストーブもある山小屋
五右衛門風呂。紅葉がイイ感じ
ウッドテラス。ここは夏でも涼しい。
トトロみたいな山道。何だかワクワクする

菜花野の中には、山もあり、みんなで探検しながら、またまたいろんなものを見つけました。

いざ森の中へ!カッパと雨靴で雨もヘッチャラだ!

子どもたちは本当に強いなぁと改めて感じさせられました。

雨でも山道でも暗くてもそれでもグイグイ突き進む。

まわりの子たちに触発されて、他の子もまた突き進む。

赤ちゃんカタツムリ

森の中は生き物の宝庫。

しかも、普段なかなか出歩かない雨の日ならではの生き物もたくさんいました。

途中でブルーベリーを獲って栄養補給

ブルーベリーに、イチジク、柿、くり、びわ、みかん、野イチゴ・・・

菜花野は、果物の宝庫でもあります。

自然の恵みを子どもたちも喜びながらパクリ。

「食べて大丈夫!」と分かると、みんなすごい勢いです。

なかには、欲張り過ぎちゃう子も。

まだ熟していないみかんを食べてこの表情。欲張りすぎには要注意。

焚き火スイーツ「スモア」をおやつにみんなで和気あいあい

最後は、みんなでロケットストーブで火をつけて、

焚き火スイーツ「スモア」を食べました。

ロケットストーブの上でマシュマロを焼きます

焼いたマシュマロとチョコをクラッカーで挟んで食べる「スモア」

海外では、バーベキューの定番スイーツメニューです。

クラッカーから溢れ出るマシュマロ

子どもでも簡単に出来て、安価でとっても美味しいので、

ご家庭でバーベキューする時にしてみてもいいかなと思います。

ちぇすとでは、通常活動以外でも皆さんが野遊びを楽しめるためのサポートをしたいと思っています。

だから、あまり難しいことはせず、家庭での普段の野遊びでも出来そうなことを積極的にしています。

みんなが火に集まってくる

火があると、みんなが火の近くに自然と集まります。

そして、そこから会話や触れ合いが生まれて、

グッと仲良くなれる気がします。

また、IH調理機やオール電化住宅が当たり前になりつつある現代では、

「火」が身近なものではなくなってきています。

子どもたちに「火」の便利さや温かさ、そして危なさを少しでも伝えるために、

ちぇすとでは対象が幼児だろうと、積極的に火も使います。

乞うご期待!平日ちぇすと!

今回の活動は、菜花野で朝のあめさんぽでした。

7月の活動が雨で中止となり、約2ヶ月間が空いての活動でした。

夏休みを挟んだこともあり、この夏の想い出トークや夏休みあるあるトークを親同士話す場面もありました。

そこで、夏休みの親の悩みも浮かび上がりました。

そんなことも踏まえて、現在毎月1回固定のメンバーで開催している森のようちえんちぇすとですが、

今後、「平日バージョンのちぇすと開催」も検討しようと思います。

メインになる対象者は「未就園児と保護者」です。

まだ、保育園や幼稚園に通っていない0~2歳の子どもたち連れでも参加ができる

気軽な野遊び教室にしたいと思っています。

もちろん普段は幼稚園や保育園に通っているけど、その日だけはお休みして

親と一緒に参加するということがあってもいいかなと思っています。

まずは、秋からお試しで何回か開催してみようと思っていますので、

興味のある方は、ぜひちぇすとのfacebookページやノビトワークスのページを「いいね!」しておいてください。

乞うご期待

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