ノビトワークスにとって’’始まりの事業’’である「森のようちえん ちぇすと」
「野遊びをもっと気軽に 子育てをもっとハッピーに」
をテーマに毎月1回地域の自然環境で親子で野遊びを行ってます。
家族10組の年会員制でスタートした2019年度も残すところあと1回。
そして、新たに2020年度会員の募集もいよいよ開始します!
そこで、森のようちえん ちぇすとについての説明や2020年度の活動の注目ポイントなどについて書いていきます。
「野遊びがスキ」な人を増やしたい!遊べる場所と遊び方を知る
「森のようちえん ちぇすと」の始まりは、私が鳥栖市に引っ越してきた最初の1ヶ月。
当時、まだ仕事が決まっておらず無職の状態だった私とまだ保育園にも通えない息子(2歳)
2人で約1ヶ月間毎日遊びまくりました。
すると、驚きました。
鳥栖市近辺には「遊べる自然」がいっぱいあること!
川があり、森があり、山があり、公園があり、キャンプ場があり、河川敷があり、芝生広場があり、 温泉があり・・・
しかし、こんなにも遊べる自然があるにも関わらず、そこで遊んでる人はほとんどいませんでした。
みんな「遊べる場所」と「遊び方」を知らないんだ!
そう思って、もっと多くの方にそれらを知ってほしくて、森のようちえん ちぇすとはスタートしました。
さらに、遊んでる人が少ないのには他にも理由があります。
それは「管理」と「広報」の問題です。
その辺は話し出すと長くなるので、また別の機会に投稿します。
その辺にも手を付けていくために、「自然で遊ぶのがスキ」という人を1人でも多く増やして、地域での自然環境の価値を高めるためにちぇすとのプロジェクトをやってます。
ちぇすとが大事にしている3つのこと
ちぇすとでは、上に挙げている3つを特に大切にしています。
①遊びは子どもにお任せ
子どもたちは「自由」な生き物です。
幼児期や低学年期などは特に自由奔放で、喜怒哀楽も激しいです。
しかし、幼稚園や保育園、学校、家庭など普段の生活で窮屈な思いをさせられることもしばしばあります。
だから、ちぇすとの活動では、子どもたちには五感を爆発させて、思いきり遊んで欲しい!と思っています。
ある程度やることは決めるけど、絶対しないといけないわけじゃない。
好きなことに没頭してるなら見守る。
そんなスタイルを大事にしています。
② 出来る・出来ないは関係ない
私は、出来る・出来ないを幼児教育に持ち込むのはあまり好きではありません。
今の世の中は多様性に溢れています。
あらゆる面でいろんな選択肢を選ぶことが出来ます。
みんなが絶対同じことを出来ないといけない。なんてことはほとんどないはずです。
でも、子どもたちに対して親や周囲の大人は求めてしまいがちです。
崖を登れる、虫が触れる、ピーマンが食べれる、速く走れる・・・
全員が全部同じようにできるなんてことはありえません。
「出来る・出来ない」よりも「好きなことや好奇心に没頭する」方が私は幼児期にとって大事だと思っています。
だから、ちぇすとでは「〇〇が出来るからすごーい!」「みんなも挑戦だ!」ではなく、一人一人が好きなことを見つけてそれに没頭できるように見守ることを大切にしています。
③ 親も楽しい空間づくり
ちぇすとが「大人も一緒に参加」に拘る理由はここです。
毎月たった1回の自然体験活動で、子どもたちが十分に自然体験ができ、家族が自然で遊ぶのがすきになる。
なんて思っていません。
ちぇすとはあくまでキッカケの一つに過ぎません。
日常的に自然で遊べる子どもたちを増やし、自然環境の価値を上げていく。
そのためには、保護者である親の皆さんに「自然で遊ぶのが好き」になってもらうのが一番てっとり早いんです。
だからちぇすとは「親も一緒に参加」スタイルです。
また、「子育て」というと「子どものために」という親の自己犠牲のような印象が決して弱くはありません。
子どものために我慢する、子どものために連れて行く、子どものためならしょうがない
でもそれって苦しいですよね。キツイですよね。
私は、今しかないとても「貴重な子育ての時間」を家族と一緒に思いきり楽しみたいと思っています。
気付いたときには、子どもたちにとって親が必要なくなってて、親にかまってもくれない、ウザがられる。
なんて日はあっという間に訪れますw
だから、ちぇすとでは「親の楽しいも諦めない」
子どものために自然体験させよう!ではなく、私がしたいから子どもにもさせたい!
それぐらいのキモチでいいんです。
「野遊びをもっと気軽に 子育てをもっとハッピーに」
というキャッチコピーはこんな想いからきています。
2020年度も貴重な野遊びがたくさん
そんな森のようちえんちぇすとでは、2019年度様々な活動をしました。
鳥栖市民の森のハイキングからはじまり、
田んぼで泥んこ遊びをしたり、
牛にエサをあげたり、
雨の生き物観察をしながら散歩したり、
クリスマスリースを作ったり、
子どもにとっても、大人にとっても初めての体験も多く、みんなが目を輝かせながら楽しんだ1年でした。
そして、2020年度の活動はさらにパワーアップしています!
初挑戦の「小川でカヤック」ついに川にも進出
年間スケジュールの前半です。
昨年も大盛り上がりした「田んぼで泥んこ遊び」など、去年の活動も引き続きしつつ、新たな活動も加わります!
注目は「小川でカヤック(カヌー)体験!」
これまで比較的、山や森の活動が多かったちぇすとですが、ついに川にも進出します。
地域の方の協力のもと、川でカヤックができます!
川と言っても小さな小川でしますので、幼児期の子どもたちでも安心。
鳥栖市近辺でこんなことだってできちゃうんですよ!
今年はついに「キャンプ」もしちゃう
続いて年間スケジュールの後半です。
今年はついにキャンプもしちゃいます!
2019年度会員からも要望が多かった「キャンプ入門」
実際に、2019ちぇすと会員の中にも、キャンプデビューした家族もありました。
今年はいよいよ活動の中でキャンプをします。
私が、テント設営の仕方や簡単なキャンプ料理なども教えますので、したことない人でも安心です。
モチロンまだお子さんが小さいところや不安が大きいところは日帰りでも参加可能!
どんな風になるか今から楽しみです!
「地域への還元」でもっともっと自然環境の価値を高める
お気づきの方もいるかもしれませんが、2020年度の年会費は1家族で32,000円。
昨年度より増額しています。
これにはいくつか理由がありますが、一番大きな理由は地域への還元です。
ノビトワークスは「野と人で仕事を作っている」団体です。
私たちが事業をすることで、私たち以外の地域の方々も加速するような取り組みでなければ、仕事を作っていくことはできません。
それが出来なければ「野遊び」の輪は広がっていかないし、自然環境の価値も上がりません。
だから地域への還元というのは非常に大きな要素なんです。
ちぇすとの活動は様々な方のご協力で成り立っています。
農家さん、牧場の方、地域団体の方、自然体験のプロなどなど
そんな方々へしっかりと適正な謝金を渡せるように予算を立てています。
また、地域にある貴重な遊べる施設も同じです。
それらも使うことで価値が増します。
せっかく良い施設があるのに使われていない現状を変えていくためには、私たちが率先して使って、発信していく必要があります。
昨年度まではなかなか使用料のかかる施設は使えなかったのですが、その辺の予算も今年は計上しています。
他にも、人件費・材料費・活動費・準備代・保険代・消耗品費などの必要経費を計算した上で、この価格にしています。
1年間の活動回数は11回(1回は1泊なので日数的には12日)
例えば、そのうちの10回に4人の家族が参加したとしたら、
1回あたりの1人の参加費は800円です。
これが安いか高いかは各ご家庭で判断して下さい。
先行予約は3月29日(日)8時からノビトワークスLINEにて
参加申し込みの受付は、3月29日(日)の8時からノビトワークス公式LINEにて先行して開始します。
一般受付の開始は翌日30日(月)の8時からです。
昨年も1日で募集が終了してしまったため、もしかしたら29日の先行受付で定員の10組終了してしまう可能性もあります。(一応キャンセル待ちで20組まで受け付けますが、参加できるのは10組です)
申し込みをしたい方は、ぜひノビトワークス公式LINEにこの機会にご加入下さい。
ノビトワークス公式LINEは、森のようちえん以外にも、森の開拓コミュニティ、地域イベント、スポーツ体験会、コミュニティ情報など地域での「遊び」の情報がGETできます!
大手企業のLINEページのように頻繁に通知が来てウザい。
ということもないのでご安心下さい。
2020年度は一体どんな仲間と野遊びができるのか今から楽しみです!
皆さんの申込みをお待ちしています!