ノビトワークスは、地方の自然環境を生かした遊び場づくりをミッションに掲げています。
そんなノビトワークスらしい新しいプロジェクトが幕を開けました!その名も、
「THE WOODYS KIYAMA」
ノビトワークスの自主事業ではありませんが、私はらだが「フィールドマネージャー」として運営に携わっています。
使われていない森を遊び場へ開拓!
THE WOODYS KIYAMAは、佐賀県基山町の今はあまり使われていない森を舞台に、会員のみんなで森の木を切ったり、竹を整備したりして開拓し、遊べる場所にしていくという森の開拓コミュニティです。
鉄○DASHでやっているDASH村みたいなニュアンスだと思ってもらうと分かりやすいかもしれません。
ちょっとした違いとしては、あちらは
「大人が大人の遊び場を開拓している」
という感じですが、THE WOODYS KIYAMAはそこだけに留まりません。
「子どもの遊び場」
としても整備していきます!
現に、現在15名程度の年会員も半分は大人の男性ですが、もう半分は子育て中のお母さんです。
お母さんたちも子どもと一緒に出来ることに参加して、我が子の遊びを作ってあげているわけです。
森のようちえんちぇすとをしていたり、幼児のサッカー教室をしているノビトワークスとしては、森の開拓に子どもの遊び場づくりは切っても切り離せません!
記念すべき第1回。みんなで整備するととっても早い!
5月2日に記念すべき第1回を開催しました。初回ということもあり、まずはみんなで自己紹介。
基山町以外からも、鳥栖市や福岡県など色んなとこから興味のある方が集まりました!
ブッシュクラフトのインストラクターやアースバッグハウスのビルダー、子どもの居場所づくりに携わる方や木工職人など、まさに「好きそうな」人たちが職種を問わず集まりました。
今回はお話がメインだったので、短めに45分ほど竹の伐採を行いました。
大の大人が10人くらい集まるとさすがに早い!どんどん竹を切って、森の入り口が広がってきます。
しかもなんだかみんな真剣!
「仕事ですか?」ってぐらい真剣に作業にあたる大人たち。
やるからにはトコトンやりたい人たちなのか?
それとも適度な運動と綺麗になっていく様子がちょうどいいストレス発散になるのか?
たまには森の中で汗をかくのも悪くない。
開拓前でも子どもには十分な遊び場!
今回は子連れでの参加もありましたが、開拓前の今のままでも子どもたちにとっては十分遊び場のようです。
野いちごを摘んで食べたり、
カニを捕まえたり!
ワクワクが詰まった空間で子どもたちの五感も研ぎ澄まされます。
これからカブトムシが取れたり、木登りができたり、だんだん一緒に竹や木も切れるようになるかもしれません。
決められたものではない自由な自然での遊びがどんどん深まってきたり、出来ることが増えて成長する様子が今から楽しみです。
ご飯を食べながら夢を語る!
最後は、みんなでご飯を食べながらこれからこの森をどんな風にしていきたいか夢を語りました。
WOODYSの森では飯盒でご飯を炊くのも簡単。
その場で美味しいご飯も作れちゃいます!
「バーベキューしたいね!」
「ハンモックを掛けよう!」
「ツリーハウスで昼寝したい!」
「子どもとキャンプも出来るかな?」
どんどん夢は膨らみます。
そんな自分たちの「夢の遊び場」を作るために、開拓も頑張る!
使われずに荒れていた森に新しい息吹が吹き込まれるのが楽しみです。
森の中には恵みがいっぱい!
自分たちで森を開拓して遊ぶだけじゃなく、さらにその場所を資源として生かすことにもチャレンジします。
森の中には恵みがいっぱいあります。
森の奥で見つけたキクラゲ。
なんとこんなプルプルなキクラゲが自生していました。食べてみると歯ごたえ抜群だし、味も美味しい。
こんな風に森にあるものを守ったり、逆に森で食べ物や資源を作ることもTHE WOODYS KIYAMAの役目です。
3月にはキックオフイベントと称して、椎茸の駒うち体験も行いました。
イベントの様子はこちら→親子で椎茸駒打ち&原木椎茸BBQ
地域へのリスペクトと感謝の気持ちは忘れない!
こうして始まったTHE WOODYS KIYAMAですが、この活動はもちろん地主さんにはしっかり許可を頂いています。
THE WOODYS KIYAMAの代表者はこの森がある地域と同じ地域に住んでおり、地主さんをはじめ、区長さんにもしっかり趣旨説明をしてご理解を頂いています。
このような活動は「森の活用」という大義はあれど、その周辺地域に住む方々を無視してすることはできません。
地域の方々が許してくれるお陰で我々がこのような活動ができること、木や草、生き物から私たちは恩恵をいただいていること。
そんなリスペクトと感謝のキモチを持ち続けながら活動していきたいと思います。
「THE WOODYS KIYAMA」興味のある方はぜひ一緒に森の仲間になりましょう!