「雇われない生き方」「雇わない生き方」

働き方・転職

税理士山本憲明さん著書「社員ゼロ!会社は1人で経営しなさい」

最近、アウトプットに注力しすぎて、インプットが足りていない!

そう思ったので、今月本を買いました。

それが、税理士山本憲明さんが書いた本。

「社員ゼロ!会社は1人で経営しなさい」

普段から私は、

「誰も雇いたくない」し、「誰にも雇われたくない」

とわがまま発言をしていました。

そんな私にはまさにピッタリのタイトルでした。

読むしかないだろー!と思って一気に読んでしまいました。

俺のこと見てるのか?というぐらい背中を押されたその内容とは?

読んでみた感想は一言。

「よし!俺は間違っていない」

そう思わせてくれるぐらい背中を押されました。

これまでやってきたこと。

今向かっている方向。

それらが間違ってなかったことを後押ししてくれるには十分すぎる内容でした。

どの辺がそう思ったのか、という点をいくつかピックアップしたいと思います。

1.好きなことや得意なことで生きていく

すでにわが国では、これまで長くにわたり日本のベーシックな生き方であった、

「65歳まで働いて、あとは悠々自適に暮らす」

という生き方が崩壊しています。

「大きな会社に入れば、一生安泰」

なんて終身雇用の世の中はとうの昔に終わっています。

そこで、本書では、これからの生き方として、

「どんな道を通ってもいいから、好きなことや得意なことをして生き、なるべく長く仕事をすることが求められる。」

と書いてあります。

まさに、私がノビトワークスでチャレンジしようとしている、

「自分の住む地域で、自分が好きなことを生かして、周りの人に対して出来ることで仕事を作っていく」

という生き方と見事にリンクしました。

2.生活コストを下げて、必要なお金を減らす

本書では、今後ますます労働とお金の価値が下がると書かれており、それに伴って、生き方のスタイルの変化として、

「1人で数百万程度稼ぎ、田舎に住み、半分農業で自給をして、時間を多く使えるなんていうようなスタイルの人も増えるでしょう。」

と書かれています。

ここを読んだ時は思わずニヤけました。

これは完全に私です。

昨年から始めた農業で、今年は大量のじゃがいもやさつまいも、カボチャやなすびなどを収穫することができました。

それと合わせて、地域の人との野菜物々交換も活発になり、これをどんどん続けていければ、生活コストは明らかに下がると実証済みです。

日頃から、周囲の人に「何で畑してるの?」と聞かれた時に、

「年取ってから食いっぱぐれないように」

と答えているとおり、70歳過ぎて、誰かにこき使われながら働くより、自分で食う分を自分で作れた方がいいと私は思っています。

数年後は米も育てて、肉を捕れるようになれば、いよいよ完璧だなぁとか考えています。

3.辞めたり、切り替えたり、小回りが利く

「1人経営」のメリットとして、

事業を辞めたり、事業を切り替えたりすることがやりやすいと本書では述べられています。

確かに、誰かを雇っていたら、なかなかハードルの高いことですが、1人なら別になんてことはありません。

雇われていたらもってのほか。

そのあたりの決定を自分で決めることすらできません。

私が作ろうとしている「地域での仕事」は、時代や社会、人の暮らしの変化に合わせて、ニーズが刻一刻と変化していくものです。

ですので、今している事業を30年、50年後も続けていくつもりはあまりないし、むしろ変えていかないといけないと思っています。

そして、私自身も家族との時間を中心に据えた仕事の在り方を目指しているので、

子どもの成長過程に合わせて働き方も変化させよう

と思っています。

だからこそ、小回りを利かせて、辞めたり、変えたりを繰り返し、1つの事業を辞めても、収益に大した支障がでないように、少額の稼ぎをいろんなところから集めるような事業形態で生きていこうと考えていたので、この点も非常に背中を押されました。

わがまま宣言もしっかり明記。「雇われない生き方」「雇わない生き方」

ここに挙げたのは、ほんの最初の方のページの一部ですが、これ以外にも私が背中を押されるようなことが多くて、後半は特に1人経営のためのポイントが書いてあり、この辺は今後何度か見返しながら、参考にしていこうと思います。

そうして、読んでいると、

ひと際目を引く言葉が、私の目に飛び込んできました。

誰かさんの「わがまま宣言」そのままですね。

雇わず、雇われず、自分の得意なことを生かして、家族や仲間と一緒に、

「小さくても豊かな暮らし」

をこれまで以上に目指していこうと思えた瞬間でした。

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