習い事の持つ2つの役割を理解しよう【新しいスポーツ教室構想の舞台裏①】

ナリワイづくり

今日から6月がスタートしました。今月は「オンラインサロン スポフクって何してるの?」という人のために、過去にサロン内で投稿したスポーツ関連の記事をこちらで公開していきます。

オンラインサロン「スポフク」についての記事はコチラ↓

公開する内容はサロン内で5日間連続に渡ってシリーズ投稿した「新しいスポーツ教室構想の舞台裏」の話。

ノビトワークスで今後開催予定の「新しいスポーツ教室」を設計する上で、考えていること、気をつけていること、狙っていることなどを赤裸々に書いていきます。

以下がサロンに投稿した記事です。

斬新なアイデアではなく、なぜ無いのか不思議なもの

さて、今日から予告していたとおりこの「スポフク朝刊」で今週は5日間に渡って地域で仕掛ける新しいスポーツ教室構想をお話していきます。

とまぁ豪語しましたが、個人的には大怪我しない仕事づくりをしていますので、ちゃんとニーズはあるのに供給がないというスペースを狙っていきます。

つまり「新しい」とは言え「斬新なアイデア」というよりは「なぜ無いのか不思議」ぐらいの感じのものです。

1回目の今日は「習い事が持つ2つの役割」について書いていきます。

「子どもの見守り」という側面がある現代の習い事

スポーツ教室を含め「習い事」の部類に入るものは地域にたくさんあります。

ピアノ教室・バレエ教室・サッカークラブ・ダンススクール・習字教室など。

これら習い事は大きく2つの役割を持っていると私は考えています。

1つ目は、言わずもがな「子どもの成長の場」という役割です。

サッカーがうまくなりたい!上手になって欲しい!ピアノでもっとたくさんの曲を弾けるようになりたい!

多くの場合は子どもが成長する・上手になるために習い事はあります。

もっと言えば「子どもがいずれ何者かになるため」にある場合も多いと思います。

プロスポーツ選手、ピアニスト、プロ棋士など。

つまりそれでお仕事として生計を立てていけるぐらいになりたい!なって欲しい!そんな夢を叶えるために習い事があるケースも少なくありません。

しかし、ここでは「もう一つの役割」に気づかなければいけません。

それが「子どもの見守りの場」という役割です。

つまり、親の「子どもたちを見ておいて欲しい」というニーズに応えるものということです。

以下の画像はここ35年くらいの共働き世帯の推移を表したグラフです。

このように昭和の終わりと比べると遥かに共働き世帯が増えています。

昔は母親が家にいる家庭が多かったので、子どもが学校から帰ってきて、家で親が見ておくことができました。

だから習い事に行くのは「子どもの成長のため」一択でした。

しかし、現代では共働き世帯がほとんどなので、下校した子どもを一人で家に居させるのは怖いという親が増えています。

そこで「子どもの見守りの場」として学童保育があるのですが、マンモス校になると学童に入れないという家庭も少なくありません。また、学童だと面白くなくて子どもが行きたがらないというケースもよく耳にします。

基本的には下の学年に合わせて運営しますので、上級生になれば尚更です。

さらに、経済的に余裕のある家庭は「どうせ子どもを預けるなら学童より何か子どものためになるところに預けたい!」という場合も多いです。

例えば、「子どもがサガン鳥栖の試合を見てサッカーに興味を持った」という家庭では、どうせ預けるなら学童よりサッカークラブに預けようという発想になります。

この発想は1つ目の役割である「子どもの成長のため」に入ると思いがちですが、親の感覚としては「子どもをサッカーしながら見ておいて欲しい」という程度の場合もかなり多いです。

プロになって欲しいとか、試合で活躍して欲しいとかそんなレベルまではありません。もちろん子どももボールが蹴りたい!サッカーがしたい!程度でそこまで考えていません。

楽しけりゃいいんです。

また、ことスポーツの習い事に関しては「子どもが夜しっかり寝るように動きまくって疲れさせて欲しい」という意見も多いです。

学童では足りないけど、この習い事だと運動量があって子どもが早く寝てくれる。という見守りの場としてのニーズも少なからずあります。

圧倒的に少ない「子どもの見守りの場」としての習い事

この役割を習い事は持っていること、地域にはそんなニーズがあること。

それらを踏まえた上で地域の習い事環境を見渡してみるとどうでしょう?

どの地域でも圧倒的に「子どもの見守りの場」としての要素を強く打ち出している習い事は少ないです。

そこにみんなフォーカスしないんです。スポーツですからね。成長してなんぼでしょと。

どんな教室であろうと、どっちにしろ子どもを預かることになるんだからそれを打ち出してもしょうがない。何の魅力にもならない。と思ってしまいます。

しかし、これが大きな間違いで、親が習い事に求めているものとクラブ側の提供にミスマッチが起きているケースも多々あるんです。

そのことについて、以前「地域スポーツの抱える闇」というちょっとショッキングなタイトルでブログを書いていますので、興味のある方は読んでみて下さい。


つまり、親や子どもからしたら過剰サービスということです。

「平日に1日子どもを見てて欲しい」「カラダを動かす場があればいい」ぐらいにしか思っていない親にとっては、そこまでせんでもいいんだけど、という。

他にも、「指導者のマスターベーション」というのも多いです。

自分が子どもを上手くしたい!強くしたい!自分が思い描く理想の戦術で戦う理想の強いチームを作り上げたい!

それに合わない子ども&親は辞めるしか無い。そんな教室やクラブもやはり多いです。

しかし、勘違いしてほしくないのは、これはクラブ側が悪いと言う話をしているわけではないということ。

あくまでミスマッチの話です。

“ガチ”でやってるクラブに”ライト”で十分な家庭が入っていることが問題であり、その受け皿を増やすためにノビトワークスの活動があると言っても過言ではありません。

「ニーズは確実にあるのに供給がない」市場なのになぜみんなしないのか?

このように「子どもの見守り場としての役割が強い習い事」の市場は、まさにニーズは確実にあるのに供給がない。いわゆる地域におけるブルーオーシャンです。

だから私が開催する教室は徹底的にココを狙っていきます。気軽に始められるスポーツの習い事。

現在行う「楽しいだけのサッカー教室」はまさにそれです。価値は「楽しいという空間」それだけ。サッカーが上手くなるとか、試合に勝つとかは二の次。

でも、間違いなく子どもは楽しい!と言って毎週楽しみに通う。親にとってはそれだけで十分という人のみが会員になってくれます。

「そんな勝ち戦でブルーオーシャンならなんでみんなしないの?」そう思いますよね。でも、しないんです。

なぜかと言うと、1つは前述した指導者としての欲。やはり教えている以上うまくなってほしいし、強くなってほしい。スポーツ畑で生きてきた人には圧倒的にこちら側の人間が多いからです。

もう一つは「怖いから」です。毎月4,000円も5,000円も払ってて、教室に通わせてて、子どもがいっこうに上手にならない、試合に勝てない、てかそもそも試合がない。

そんなのは他所のクラブと比べたら明らかに価値が落ちるように指導者側がやってて思ってしまうからです。だからしないというより出来ないんです。

そんなゆるゆるの気が抜けたコンテンツで地区大会優勝するクラブと同額のお金を取るなんて気がひけるんです。

これはひとえに習い事の役割を1つ目しか意識していないから起こる現象です。2つ目の役割に気付いているとそこを「価値」と捉えてやっていけます。

まぁそんな言いながら、私も教室スタート当初は不安でした。親の見てる前で半分くらいの時間はただただ追いかけっこしたりしてましたからね(笑)

ということで例外なく新しく仕掛けるスポーツ教室もこんなスタイルです。子どもも親も気軽に加入できる教室。

そして、この新しいスポーツ教室こそ「なぜ地域に存在しないのか?」という答えがこの辺りに関わってきます。

次回は、この教室の内容とそれがなぜ無いのか?を書いていきます!
では、お楽しみに!

スポフクではほぼ毎日こんな記事が読めたり、イベントに参加できる

オンラインサロン「スポフク」では、ほぼ毎日こんな記事を読むことが出来たり、月額1,000円で以下のようなコトが楽しめます。(スポーツコミュニティひるやすみに来たことがある人や学生さんは月額500円)

・ほぼ毎日投稿スポフク朝刊が読める
・非公開Facebookページで交流
・月2回オフスポーツ会(鳥栖市)
・月1回オンラインイベント
・各地のスポーツ情報交換

6月は、オフスポーツ会でアルティメットKanJamをしたし、オンラインイベントはパブリックビューイングスポーツに関する座談会などを考えてます。

サロンの詳細情報は知りたい方・入会希望者はこちらをご覧ください。

スポーツオンラインサロン「スポフク」
日本一スポーツを広義に捉え、スポーツをする人、観る人、応援する人、教える人、作る人、感じる人。ありとあらゆる全国隅々のスポーツ好きが繋がり、スポーツを通して豊かで幸せな暮らしを目指す人たちのためのオンラインサロンです。

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